まぐろぐ

ゆるゆる備忘録。

憧れの先輩ができた話

職場で1番歳が近い先輩は、ことしで3年目の先輩である。

この先輩、仕事が早くて正確という優秀な方である。そして私が1番尊敬しているところは、"誰でもできるけれど面倒でやらない仕事、しかし誰かがやらなければ今後みんなが困る仕事" (つまり雑用) をさりげなくやっていることである。

雑用をやるのはそんなに難しいことではないと思う。やれと言われれば入って4ヶ月弱の私でもできる。でも、雑用とは案外気付きにくいもので、それを気付くか気付かないかが全然違う。周りが見えているということである。

 

私は、自分であまり周りを見れていないと感じることが多いので、周りをきょろきょろしながら仕事をするようにしている。注意散漫にならないように全集中するのだが、自分の仕事と周りを見ることの両立は結構難しい。

 

周りを見れるということは、周りへの配慮ができる余裕があるということだ。先輩は、よくヘマをやらかしたり、まだまだ分からないことばっかりの私に対しても、必ず一緒に対応してくれる。例えば、自分のデスクでなにか分からないことがあったら、わざわざ足を運んでくれる。忙しいとどうしても、口で説明されるだけになるのだが、その先輩は必ず手を止めて、先輩の目で対応してくれるのだ。

 

私の目から見れば、この先輩に周りを見れる素質がそもそも備わっていたとしても、3年目でここまで周囲に配慮できるのはすごいと感じる。冗談抜きで尊敬している。憧れの先輩である。

 

私もそうなれればいいのだが。

 

最後にこの先輩のことを綴ろうと思ったきっかけを。その先輩のデスクには気をつけるべきことのふせんが数枚貼られているのだが、その1枚に、"後輩が困っていたら助けること!" と書かれてあった。

やっぱり先輩は優しい上に、周りを見る力があると確信した。